新規開拓にも挑戦
若い世代が躍動するグループ
私たちのグループでは、大手流通企業のファッションやインテリア分野、広告会社を通じた化粧品・食品メーカーなどの総合プロモーションを手掛けています。さらに最近ではフィナンシャル分野が新しく加わりましたが、官公庁の公示案件といった新規開拓にも積極的に挑戦しており、守備範囲をどんどん広げているのです。実に様々な分野のクライアントを持っているのが特徴といえ、若い世代の社員が中心となって活躍する、頼もしいグループだと自負しています。

周囲のサポートのもと、
言葉や文章の壁を乗り越える
実は私は中国生まれの中国育ち。日本語を学んだ後に来日しました。2社を経験したのち、縁があって営業職は未経験ながらブンカに入社することになったのです。外国人である私にとって、フロント営業の現場では言葉の壁を克服することが大きな挑戦でした。特に、専門用語の習得や日本語での資料作成には努力が必要でした。入社後すぐに手掛けたインテリア部門の仕事で、各店に案内する販促物のコンセプトを毎回必死で作成していました。半年ほど経ったある時、その担当の方から文章は頑張って書いているが、細かいニュアンスが伝わってこないと言われたのです。ショックよりも言っていただけたことがうれしかったです。次に何をすればいいのかわかりますから。上司に報告すると、すぐに文章を監修する先輩社員をつけてくれました。その時、会社のフォロー、クライアントの理解、いい環境にいるのだと実感しました。そして何よりも「お客様とより深くコミュニケーションを取りたい」「早く一人前になりたい」という強い気持ちがあったからこそ乗り越えることができたと思っています。

全力でクライアントの
求めるものに応えたい
営業の仕事で大切にしていることは、クライアントが求めることは何なのかを自分でつかむことです。ご要望をお聞きしてもざっくりした抽象的なオーダーを受ける場合があります。そんなときは週末に店舗を何軒も見て回り、競合を分析し、自分の足で「これだ!」という正解を探し当て、現場起点のリアルな提案力を身に着けてきました。時代も変わり、そうした昔のやり方のままではないとはいえ、一番はクライアントのニーズに合わせた提案ができることだと思います。
育休、復帰、子育て、営業部長というキャリアパスを女性として突き進む
私が面接をするときは「自ら考え、行動できる人」なのかを見るようにしています。そういう人は何かしら人生の目標を持っているもので、目標があれば人はそれに向かって自ら考えて一歩ずつ取り組んでいきます。目標はオン・オフどちらでもいいのですが、最近思うのはプライベートを充実させることが仕事への意欲につながるということです。なぜならプライベートでの興味や情熱が、仕事における発想力や粘り強さ、モチベーションにつながることが多いように思えるからです。私のプライベートといえば、今、子育ての真っ最中で、大変ですが楽しみながら奮闘する毎日です。私は営業職で入社し、出産・育休を経て、現在は部長職としてチームを率いています。仕事と子育て、どちらも全力で取り組めるのは、公私ともに充実しているからに他なりません。もちろん、その両立には家族の深い理解と協力が不可欠です。そして、社員一人ひとりのキャリアと人生を尊重してくれる会社の風土も、私の大きな支えになっています。家族という土台と、会社の理解。この両輪があるからこそ、今の私があるのだと感謝しています。



