ゼロからのスタートでも大丈夫。上司や先輩の指導で戦力に
大学卒業後は、保育士として3年間働きました。その後、新しいことに挑戦したく、ご縁があってブンカで営業職に就きました。最初は名刺の渡し方もわからず、上司にゼロから教わる日々。先輩から引き継いだ案件ではなかなかクライアントの信頼を得られず、悔しい思いをしました。そんなとき助けになったのが、プラスアルファの提案を心がける先輩方の姿勢。例えば、ポスター制作を頼まれた場合、「ポスターでは来店客にしか伝えられないので、SNSでも告知してはどうか」と話を広げて提案するのです。採用されなくても、その積み重ねが信頼につながり、「この仕事もIさんに」と相談してもらえたときはうれしかったです。

前職で得たスキルを活用し
実体験をもとに販促案を提案
保育士時代に子どもを通して培ったコミュニケーション力や観察力、問題解決力は、今の仕事にも大いに役立っています。案件を進める際は、クライアントはもちろん、社内の制作メンバーやカメラマンなど大勢の人と関わるため、円滑な連携が欠かせません。また、クライアントと共にターゲット層の設定や訴求ポイントの絞り込みから考えるケースもあり、潜在ニーズや言語化されていない課題を見つけて掘り下げる力も必要です。現在はインテリアや生活雑貨の店頭ポスターや動画など、販促ツールを担当。ターゲットは30~40代の働く女性で、子育てをしながら働く自分の生活とも重なります。実体験で得た気づきをそのまま提案に生かせる点に大きなやりがいを感じています。

子どもとの時間を大切にしつつ、やりたい仕事に携われる
ブンカは出産や育児に理解があり、仕事との両立を応援してくれる会社です。産休・育休制度が整っており、男女ともに取得が可能。育児中は時短勤務ができ、周囲のサポートも手厚いため、働き続けられます。私の場合は時短で夕方に退社しますが、メール対応や資料作成など、必要に応じてテレワークを行うこともあります。最初は切り替えが難しく、子どもに負担をかけてしまいましたが、「週末は家庭を第一に」と決めたことで、今では子どもとの時間をしっかり取れています。復職後もこれまでの業務を続けられるよう配慮があります。特にテレワークは、環境と運用ルールが整備されていて、在宅でも円滑な対応が可能です。忙しい毎日ですが、やりがいのある仕事が大きな励みです。
どんな課題にも「できない」と言わない。実現に向けて考える姿勢がすべてのベース
ブンカでは、どのような要望に対しても「できない」と思考を止めず、「これならできる」「こうすればもっと良くなる」と前向きに考えます。私を育ててくれた上司も、「やったことがないから無理」「この納期では対応できない」と断るのではなく、視点を変えてアプローチを模索するよう教えてくれました。その姿勢が、クライアントとの信頼関係や、未経験からの採用、育児との両立など、さまざまな可能性につながっているのでしょう。常に「どうすればできるか」を探ることがすべてのベース。だからこそ、前向きな発想で行動できる人と、一緒に考えていきたいですね。



